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2012年6月8日金曜日

トウモロコシ収穫!

いよいよ任地を去る2日前。


ようやく待ちに待ったトウモロコシの収穫をする事が出来ました。

畑を始めてからというもの、苦労の連続だった事もあり、

半ば夢をみているようなそんな気分。

ようやく努力が実ったのを実感できた瞬間。


さてさてそんな夢のとうもろこし収穫の風景をご覧ください~。


















Myとうもろこしbaby♪




”キルビル”少女



「生でもうまい俺らのとうもろこし!」

っていうキャッチコピーなんていかが?




おっと、そんな事してる間に天敵の牛がやって来たゾー!



皆一斉に大声を出し、牛大ブーイングを浴びる。

後ろ髪引かれながら、トウモロコシを後にする牛たち。

皆ほっと一安心。



収穫したトウモロコシは給食用と、残りは近隣の住民に売る事に。

おばちゃんたちが手際よく、トウモロコシの大きさを仕分けしていきます。




給食の主食となるトウモロコシ、いっぱい獲れました~~。


思えば荒れた畑を耕すことから始まり、

失敗もありケンカもよくしましたが、ようやく念願の収穫ができました!

諦めなければ努力はいつか実るんですね。

今までの苦労が一気に吹き飛ぶ、

嬉しい瞬間でした。




2012年5月5日土曜日

新緑のケニア

長らくブログをお休みしておりすみません。

私事で恐縮ですが、お隣の国エチオピアに約2週間行ってきました。


どこまでも続く褐色の岩肌剥き出しの大地。

世界はまるでドラゴンボール!

遠くに見える岩の頂上にある岩窟教会に行ってみました。


こんな感じでセクハラを受けながら、

スパイダーマンさながらのロッククライミング。

エチオピア人、お祈りするのも命懸けです。


ちょうどイースター(キリスト復活祭)の時期であった為、

羊に鶏、

牛様をさばいてご馳走になりました。

ラマダン明け直後でもあったため、

食べないと怒られるという恐怖を味わいながら、

胃薬片手に人生で最も食べまくった3日間でした。



エチオピアから戻ると、ケニアはようやく雨季に入っていました。

褐色の大地にようやく緑が戻ってきました。

戻ってきたのは緑だけではありません。

我が家の敷地内にある蛇口から、約4ヶ月ぶりに水が戻ってきました!

これで400m離れたオカンジャで井戸水を汲むことも、

ケニア人に見られながら野外シャンプーする必要もなくなりました。


ただ降り出した雨は、「程々」という言葉をしらず、

毎晩バケツをひっくり返した雨が降ります。

鉄砲水が人々を襲い、一部では赤十字による緊急支援も入っています。

※田んぼではありません

この時期の必須アイテム:ずばり長靴でしょう~


2月に植えたトウモロコシの様子を見に行ってみると・・・

見事に大きく成長しいていました!


チビな私ですが、私の背丈をゆうに超える程になっていました。

隠れんぼも余裕で出来そうです。


生徒たちの主食になる、美味しそうな実も立派についています。


乾いた大地の耕作に四苦八苦し、

ニャンド川から合計1週間かけて水をひいたり・・・。

コンクリートみたいだった土壌は、今は鍬一つでスムーズに耕せます。

物事には何事にも時期というのがやっぱりあるんでしょうか。

自然には逆らわず、時期を待つ事も必要だったのかと少し反省。



雨が降り出し、緑が戻り始めたケニアは、
ちょうど日本で言う「春」みたいな感じでしょうか。

生命誕生の春??

”オシルコ”です。

という事で、うちの飼い猫キナコも可愛い3匹の子猫を出産しました。

”アズキ”です。



誕生したのは猫だけではありません・・・。


勝手に住み着いた犬のレディ、6匹の子供を産みました。


ケニアはようやく命が芽生える季節を迎えました。







2012年3月6日火曜日

再び種を蒔く

今、私が心から思う事・・・

「農作業って、、、大変やぁぁぁぁあーー。


美味しいお米や野菜が食べられるって、有難いことだったんやなぁと、

今さらながらに感じる今日この頃。


ケニアの厳しい環境の中で作物を育てる事は、

それはそれは大変な作業です。

雨が降ったかと思えば洪水になり、

雨が止んだかと思うと3ヶ月止みっぱなしとか。

お陰様で、土はコンクリートの塊みたく固まってしまう始末・・・。

何事もほどほどが一番やってゆう事です。



2月13日に再度種まきをして以来、発芽が遅れていたトウモロコシ。



こんな時の為に買ったウォーターパンプは、

いざという時に動かず、3度も修理に持っていったが結局直らず、

近くの農家より拝借。


そして2エーカーもある広大な土地に灌漑を行うには、

丸3日間必要でした。

ひび割れた大地が、あっという間に水を吸収していきます。


ようやく長かった乾期も終わりを告げようとしており、

最近少しずつ雨が降るようになってきました。

約3ヵ月間、ほとんど雨が降らなかったせいもあってか、

たった数日の雨では乾いた大地を潤す事はそう容易くはありません。

が、

少しずつですが、畑に変化が見られるようになってきました・・・。

見えますか?え、見えませんか?!





そんな方の為に、こちらが拡大写真です。



ようやく硬い大地の合間から、頑張って芽を出してくれました!

ただ、畑全てのトウモロコシが発芽したわけではない為、

本日は再び発芽してない部分の種まき作業を行う。


このタイミングでクイズです。

「種まきの間隔は約60cm、メジャーはありません。あるのは鍬のみ。

どうやったら60cm測れるでしょーか!?」


はい、下の写真をご覧ください。

鍬を持ち、両親指を伸ばした状態が30cm、

これをもう一個分作った所が約60cmだそうです。


教育委員会のメンバーの一員でもある、トムさんに指導を仰ぎながら、

生徒と共に種まき作業を行う。






一人が穴を掘り、もう一人が種を蒔き土をかぶせる。

いつものごとく、賑やかに作業をこなす生徒たち。

この1週間は再び種まき週間になりそうです。


「種を蒔く」

色んな意味で今までたっくさんの種を蒔いてきました。

本格的な雨期ももうすぐ。

無事この種が芽を出し、花を咲かせて大きな実をつけますように。







2012年1月29日日曜日

拝啓 坂じい様

日本では一応看護師をしていました。



現在エイズ対策隊員としてケニアに派遣され、農業をしています。
(病院でも働いてはいますが)




父には「お前は一体そこで何をしているんだ??」

とよく聞かれるもんです。

人生は本当に何があるかわかりません・・・。



祖父は言ってみれば農業のエキスパートで、

大学で講師を勤めていた事もあった。

ひょっとしたらそんな祖父の血を引き継いでおり、

今ここで目覚めたのでは?と私なりに解釈する。

昔祖父の家は養鶏場を運営しており、1,000羽以上のニワトリがおったそうだ。

広大な畑には新鮮な野菜がいつも収穫できた。


私はといえば、畑の手伝いどころか兄や従兄と祖父の邪魔しかした記憶はない。

家にも畑はあるがさつま芋堀って、出くわした幼虫に大騒ぎ。


振り返れば、農業に携わる機会はいくらでもあったにも関わらず、

一切畑に入った事がなかった。




坂じいちゃん。(私の祖父)

あの時ちょっとくらい畑の手伝いしとけば良かったわ。

日本は寒いと聞きましたが、元気でしょうか?

ここケニアは、思い描いている8割方はそううまくいきません。

ケニア人、いい人もいれば悪い人もたくさんいます。

約束事は9割がたすっぽかされ、待ち合わせには余裕で1時間以上遅れてきます。

日本ではあまり人と喧嘩をした事はなかったけど、

ケニアに来た当初は人前でしょっちゅう喧嘩をしました。

つい昨日も、畑をトラクターで耕してもらっていたのだけど、

「土が硬い!機会が壊れる!」

と文句を言われ、途中で逃げられてしまいました。

もちろんお金と共に・・・。

思い通りに行かない事ばかりで時間もいっぱいかかります。

日本にいた時の方が、よっぽど人の為になっていたと思う事もしょっちゅう。

せめて農業の知識さえあればね・・・。


もちろん、私を娘のように慕ってくれる人もたくさんいるので安心して下さい。

耳はだいぶ遠くなっちゃったけど、

何かあればまた色々教えて下さい。

寒いので風邪などひかれませんように。







2011年11月4日金曜日

表彰式!


10月に最もニワトリの餌を持参してくれた生徒へのプレゼント。


Tシャツ!!
重要なメッセージ入りです!

Tシャツ左:「Breast milk! The backbone of life! Let us all support!」
(母乳!それは赤ちゃんにとって最も重要な物!私たちが全力でサポートします!)

Tシャツ右:「VMMC My HIV prevention strategy」
(男子割礼は私のHIVを予防する重要な方法です)
※陰茎亀頭の被皮切除は医学的にHIV感染率を下げると証明されている。



(幸か不幸か・・)私の家への招待状!
ランチ&デザート付き!




早速全校生徒の前で表彰式。


Tシャツを見せる先生。


生徒たち大興奮!




気になる最も餌を持ってきてくれた生徒第1位は・・・



笑顔の可愛いマーク君 小学6年生

母乳育児の促進よろしくお願いします!




もう一人はお馴染みのこの方

ニワトリグループリーダーのフレドリック君


そして私の家に招かれる、羨ましい生徒はこの方たち。
ローズちゃん 羊グループメンバー

以前ブログでもご紹介した、働き者のジョセフ君


マーク君以外はみんなプロジェクトグループのメンバー(=孤児または片親を亡くした子)

「無理して家から餌を持ってこなくていいからね」

と言っているのですが、頑張ってプロジェクトを支えてくれています。






校舎裏では野菜グループメンバーが、硬くなったスクマウィキの土を耕していました。




大きく育ったスクマウィキ。




ん??

このスクマウィキ、エリックと名付けられております。


こちらには、違うメッセージが。
「ぼくスクマウィキが本当に大好き!!」


畑作業も放課後の楽しいアクテヴィティの一つになっているようです。

2011年10月13日木曜日

全校総出で耕せ作戦!


アフリカといえば、原色のエネルギーあふれる大地を思い浮かべる。

真っ赤な赤土の大地は、かつて奴隷時代に血を流した後だとも言い伝えられている。

しかし私の住む任地の土は、「黒」。

実家の畑を思い出す。


土はclay soil(粘土状の土)とも呼ばれ、雨が降って固まるとかっちんこっちんの土になる。

これまで畑作りにおいて、トラクター、牛たちが頑張って頑固な土壌を耕してくれた。

しかし幾度となく降る雨と、最近の干ばつで再び土が固まってしまった。


もうこうなったら・・・・



オカンジャの全校生徒総出で耕したろやないかー!!



「みんな位置に着けー!」

「耕しーー開始ーー!」


2エーカーもある畑横一列にずらりと並び、

一斉に耕し作業開始する。

何故かキーン、カキーーンという金属音が聞こえてくる。

土は想像したよりも硬く、鋼を叩いているような感覚。


赤道直下の照りつける太陽と、思ったよりも頑固な土壌にみんな大苦戦。


15分も経たないうちに、脱落者多数。

しかしその中でも、一心不乱に鍬を振りかざす彼女。

最近嫌な事でもあったのでしょうか?

彼女のストレス解消になれば幸いです。



「ん~~君~なかなかいい構えしてるね~。

そのまま腰をピュッと回してね、ピュッとね。」

と長嶋監督もうなるこの鍬構え!


飽きてくると、鍬もバットになります。


だんだんと雲行きも怪しくなり、生徒たちの疲労もピークとなったところで

本日の耕し作業終了。


続きは明日。


帰り道、久々の雨に降られ大はしゃぎの生徒たち。

乾いた大地が待ってましたとばかりに雨を吸収していく。


この雨が頑固な土をほぐしてくれる事でしょう。