2012年5月5日土曜日

新緑のケニア

長らくブログをお休みしておりすみません。

私事で恐縮ですが、お隣の国エチオピアに約2週間行ってきました。


どこまでも続く褐色の岩肌剥き出しの大地。

世界はまるでドラゴンボール!

遠くに見える岩の頂上にある岩窟教会に行ってみました。


こんな感じでセクハラを受けながら、

スパイダーマンさながらのロッククライミング。

エチオピア人、お祈りするのも命懸けです。


ちょうどイースター(キリスト復活祭)の時期であった為、

羊に鶏、

牛様をさばいてご馳走になりました。

ラマダン明け直後でもあったため、

食べないと怒られるという恐怖を味わいながら、

胃薬片手に人生で最も食べまくった3日間でした。



エチオピアから戻ると、ケニアはようやく雨季に入っていました。

褐色の大地にようやく緑が戻ってきました。

戻ってきたのは緑だけではありません。

我が家の敷地内にある蛇口から、約4ヶ月ぶりに水が戻ってきました!

これで400m離れたオカンジャで井戸水を汲むことも、

ケニア人に見られながら野外シャンプーする必要もなくなりました。


ただ降り出した雨は、「程々」という言葉をしらず、

毎晩バケツをひっくり返した雨が降ります。

鉄砲水が人々を襲い、一部では赤十字による緊急支援も入っています。

※田んぼではありません

この時期の必須アイテム:ずばり長靴でしょう~


2月に植えたトウモロコシの様子を見に行ってみると・・・

見事に大きく成長しいていました!


チビな私ですが、私の背丈をゆうに超える程になっていました。

隠れんぼも余裕で出来そうです。


生徒たちの主食になる、美味しそうな実も立派についています。


乾いた大地の耕作に四苦八苦し、

ニャンド川から合計1週間かけて水をひいたり・・・。

コンクリートみたいだった土壌は、今は鍬一つでスムーズに耕せます。

物事には何事にも時期というのがやっぱりあるんでしょうか。

自然には逆らわず、時期を待つ事も必要だったのかと少し反省。



雨が降り出し、緑が戻り始めたケニアは、
ちょうど日本で言う「春」みたいな感じでしょうか。

生命誕生の春??

”オシルコ”です。

という事で、うちの飼い猫キナコも可愛い3匹の子猫を出産しました。

”アズキ”です。



誕生したのは猫だけではありません・・・。


勝手に住み着いた犬のレディ、6匹の子供を産みました。


ケニアはようやく命が芽生える季節を迎えました。







0 件のコメント: