ケニアのオカンジャ小学校の生徒たちが、農業を通して栄養改善を目指しています。 目標:生徒が1日3食お腹いっぱい食べられる事♪ 青年海外協力隊と母校の看護学校の支援による共同プロジェクト。
2011年8月20日土曜日
I'm a little farmer
この度野菜グループのリーダーに選ばれたジョージ オディアンボ君(13)(左:お姉さん)
トレーニング中もとっても積極的に発言し、活き活きした様子の彼。
「野菜はいつから植えるの?僕本当はさ、農夫になりたいんだ!早くたっくさんの野菜を育てたい」
彼の家路を行く途中、楽しそうに話してくれたジョージ君。
彼の生活もまた決して豊かではないけれど、明くて積極的な男の子な印象。
21歳になる姉とその息子(2歳)、母との4人暮らし。(↑ジョージ君の家)
姉は約4ヶ月前から結核を患っており3ヶ月間入院をしていたが、先月ようやく自宅に戻ってきた。
しかし今も体調は好ましくなく、何度も部屋の隅で繰り返し咳をしている姿が見受けられた。
「お父さんは3歳の時に死んだんだ。殺されたんだって・・・そうお母さんから聞いた。
お姉ちゃんも病気だから、今はお母さんが1人で働いてるだけ。義兄さんも死んじゃったし。」
こんな風に人に話せるのは彼の性格だからだろうか、それとも長い時間を経ての事なのか分から
なかったが、沈んでいる様子はなく淡々と語ってくれた。
現在は母が洗濯や近隣の田畑を耕して稼いだわずか50ksh/日(約50円)が一日の収入。
「僕今ハト飼ってるんだ!」
嬉しそうに小屋からハトを取り出して見せてくれた。庭にはアヒルも3匹子供を連れて歩いている。
「小さいけど、庭にもまた野菜を植えようと思うよ。」
今回のプロジェクトを機に、再び庭に野菜を作ろうと意気込んでいるジョージ君。
「私もへなちょこやけど、手伝うでね!」
学んだ知識・技術を家庭に普及させるのも今回の大きな目的のひとつ。
今は小さい畑&little farmerだけれど、将来大きな農園を耕せる日が来る事を願って!!
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