2011年10月13日木曜日

全校総出で耕せ作戦!


アフリカといえば、原色のエネルギーあふれる大地を思い浮かべる。

真っ赤な赤土の大地は、かつて奴隷時代に血を流した後だとも言い伝えられている。

しかし私の住む任地の土は、「黒」。

実家の畑を思い出す。


土はclay soil(粘土状の土)とも呼ばれ、雨が降って固まるとかっちんこっちんの土になる。

これまで畑作りにおいて、トラクター、牛たちが頑張って頑固な土壌を耕してくれた。

しかし幾度となく降る雨と、最近の干ばつで再び土が固まってしまった。


もうこうなったら・・・・



オカンジャの全校生徒総出で耕したろやないかー!!



「みんな位置に着けー!」

「耕しーー開始ーー!」


2エーカーもある畑横一列にずらりと並び、

一斉に耕し作業開始する。

何故かキーン、カキーーンという金属音が聞こえてくる。

土は想像したよりも硬く、鋼を叩いているような感覚。


赤道直下の照りつける太陽と、思ったよりも頑固な土壌にみんな大苦戦。


15分も経たないうちに、脱落者多数。

しかしその中でも、一心不乱に鍬を振りかざす彼女。

最近嫌な事でもあったのでしょうか?

彼女のストレス解消になれば幸いです。



「ん~~君~なかなかいい構えしてるね~。

そのまま腰をピュッと回してね、ピュッとね。」

と長嶋監督もうなるこの鍬構え!


飽きてくると、鍬もバットになります。


だんだんと雲行きも怪しくなり、生徒たちの疲労もピークとなったところで

本日の耕し作業終了。


続きは明日。


帰り道、久々の雨に降られ大はしゃぎの生徒たち。

乾いた大地が待ってましたとばかりに雨を吸収していく。


この雨が頑固な土をほぐしてくれる事でしょう。


0 件のコメント: