2011年8月24日水曜日

害虫さんさようなら~~

                                              昨日からオカンジャ小学校に仲間入りした羊たち。
                 今日は早速だが彼らに潜む害虫たちをいったん全て駆除する事に。
      
           まずは虫下しの薬を経口投与。注射器で10ml吸って、


 一気に注入!


                        「はい次の方~!」

                    「まずいメェ~。何するメェ~。」


                          
                        お次は免疫力UPの為の筋肉注射


             病院でしか見たことない注射器に自然と表情も強ばる生徒・・・



                前足の付け根部分と


                      後ろ足大腿筋に2ヶ所、勢いよく筋注射!


                              生徒も必死に抑え込む


その合間に、今日も陽気な校長先生「ハロー to Japan!」


最後は羊の体のノミ退治。これにはスプレーポンプを使います。


  


   
              ポンプの具合を水を入れて確認。                          
             初めて見る器具にはたまた興味津津。




     「ジャクリン、薬液1mlに対して水2Lの割合。じゃ水20Lだったら薬液は??」
   「・・・・。」
              
              苦笑いをしてごまかすジャクリンちゃん。
              計算がどうやらにがてなようです。



 
             1頭1頭全身にスプレーしていく。



薬も滴るいい羊♪
羊にとっては少々可愛そうな1日でしたが、健康な羊にすくすく育ちますように。




 ニワトリ小屋の建設も着々と進んでおります。




羊が学校にやって来た

                 今日は待ちに待った羊がやって来る日。

                同時に学校裏の敷地の耕し作業も開始する。

                                                      トラクター参上!



                               みるみるうちに硬い土壌がほぐれていく。ものの20分でできあがり。


         今日は1時間早めにトレーニングを開始して、マーケットへ出掛ける事に。

今日も積極的にトレーニングに参加する生徒たち

校長先生、教育委員長さん、農業省のトレーナー、グループ担当の先生とウィルマーちゃん含む4人の生徒たちも同行。昨日習った「いい羊の見分け方」を実際に体験できるように。


                  本日火曜日は週に一度のマーケットday。
      大きな運動場いっぱいに埋め尽くされた羊・山羊・牛が売買されていく。



ドナドナド~ナド~ナ~♪

         マーケットに来るのは初めてなウィルマーちゃんとジャクリンちゃん。
                   「ちょっとみて、ツヤツヤよこの山羊。」
                   「この角かわいい~わ。」

せっかくなので牛と共に記念撮影。

          一方、マーケットでは頑固なおばちゃんとの値段交渉に熱が入る。
         炎天下の中約3時間の品定めと交渉の末、17頭の羊の購入に成功。


               「喉カラカラだメェ~~。も~今日は疲れたメェ~。」
                         家路を急ぐ羊たち。

生徒に誘導されながら・・・

無事new homeオカンジャ小学校に到着~。

                 「美味しいメェ~。ここ気に入ったメェ~。」

             と言ってたら嬉しいな~。羊さんたちどーぞこれからよろしくです。

2011年8月22日月曜日

羊グループトレーニング開始

            本日より羊グループのトレーニングが始まりました。

   率いるはウィルマー アキニちゃん(13) 笑顔がとってもかわいい女の子です。

同時に外では鶏小屋の建設が始まりました。以前使用していた材料を再利用し、足りない材料を

買い足していざ本日より着工!


農業省のトレーナーも初めは生徒相手に戸惑った様子でしたが、段々とコツをつかんできた様子。



                   ノートをチェックして見て回り・・


  授業にも熱が入ります。


生徒も真剣にノートをとっております。


地域代表、教育委員会のメンバーメリーさんも頑張って勉強しています。

午後は農園予定地を視察しに、校長先生と教育委員長さんと一緒に出掛けました。

学校から歩く事12,3分。ニャンド川沿いに約2,3エーカーの土地が見えてきました。

      お隣さんの畑、若いお兄ちゃんが立派なトマトを育てています。


「ここに土地があるのは本当に幸運だよ!ニャンド川という資源を利用できるからね。水の供給

はケニアでは常に人々を悩ますタネだからね。」

いつもの豪快な口調で校長先生が言いました。

ニャンド川の水が畑に供給できているお陰で、ここ周辺の田畑は皆活き活きと育っています。

川の方まで下りていくと、お隣さんがジェネレーターポンプで勢いよく水を吸い上げていました。

ジェネレーターポンプ

こうして川から水を汲み上げ

パイプを繋げて

畑に送ります

さて、明日はトラクターを借りていよいよ畑を耕す作業に入ります。

実りの多い畑になりますように!







               









2011年8月20日土曜日

I'm a little farmer


      この度野菜グループのリーダーに選ばれたジョージ オディアンボ君(13)(左:お姉さん)

トレーニング中もとっても積極的に発言し、活き活きした様子の彼。

「野菜はいつから植えるの?僕本当はさ、農夫になりたいんだ!早くたっくさんの野菜を育てたい」

彼の家路を行く途中、楽しそうに話してくれたジョージ君。

彼の生活もまた決して豊かではないけれど、明くて積極的な男の子な印象。


21歳になる姉とその息子(2歳)、母との4人暮らし。(↑ジョージ君の家)

姉は約4ヶ月前から結核を患っており3ヶ月間入院をしていたが、先月ようやく自宅に戻ってきた。

しかし今も体調は好ましくなく、何度も部屋の隅で繰り返し咳をしている姿が見受けられた。

「お父さんは3歳の時に死んだんだ。殺されたんだって・・・そうお母さんから聞いた。

お姉ちゃんも病気だから、今はお母さんが1人で働いてるだけ。義兄さんも死んじゃったし。」

こんな風に人に話せるのは彼の性格だからだろうか、それとも長い時間を経ての事なのか分から

なかったが、沈んでいる様子はなく淡々と語ってくれた。

現在は母が洗濯や近隣の田畑を耕して稼いだわずか50ksh/日(約50円)が一日の収入。

                     「僕今ハト飼ってるんだ!」



嬉しそうに小屋からハトを取り出して見せてくれた。庭にはアヒルも3匹子供を連れて歩いている。

「小さいけど、庭にもまた野菜を植えようと思うよ。」

今回のプロジェクトを機に、再び庭に野菜を作ろうと意気込んでいるジョージ君。

「私もへなちょこやけど、手伝うでね!」

学んだ知識・技術を家庭に普及させるのも今回の大きな目的のひとつ。

今は小さい畑&little farmerだけれど、将来大きな農園を耕せる日が来る事を願って!!








2011年7月28日木曜日

11人家族

3人家族と聞いていたシャロンちゃん(12歳)の家を訪れると、たくさんの人が私を迎えてくれた。

従兄やおじさん、おばさんなど総勢11人で暮らしているとのこと。

こういった光景はケニアでは珍しくなく、身寄りのない者は親戚の中でも余裕がある家でお互いを

養いながら生活を共にする。シャロンちゃんの家の大黒柱は54歳になるおばあちゃんたったひとり。

家の敷地内に畑はあるものの、野菜を売るだけの収穫はない。他の人から委託された野菜を売っ

た手数料の50~100ksh/日(50~100円)が唯一の生活費となる。

一家の大黒柱となるだけあって、おばあちゃんはとてもたくましい。

「本当にね~、私一人で稼ぐのは大変よ~。最近腰も痛いしね、野菜もそんなに売れないし、ま、で

もしょうがないわよね。私が働かないと始まらないからね。」

ケニアでは決して若いとはいえない年齢だが、貧しい生活を吹き飛ばすような明るい性格のおばあ

ちゃん。話しだすと周りの雰囲気がぱっと明るくなる。

家は11人が住むには窮屈すぎる程のスペースしかなく、シングルベッドに4,5人が身を寄せ合って眠る。


残りの家族はリビングの硬い椅子で眠るという。


家に電気はなく、夜11人を照らす明かりはアルコールランプ1個だけ。


それでもシャロンちゃんはおばあちゃん似のしっかりした口調で、将来の夢を教えてくれた。

「勉強を一生懸命して、将来は弁護士になりたい。弱い立場にある人たちを助けたいから。」

彼女の輝いた目を見ていると、本当に実現できそうな気がしてくる。

貧しさを糧に、彼女の前向きな姿勢はきっと明るい将来を切りひらいてゆけると願う。

2011年7月26日火曜日

ウィリアム君とおばあちゃん


                 ウィリアム君 10歳 小学校4年生

まだ英語がスラスラと話せないウィリアム君は、私が質問をすると恥ずかしそうにうつむいて下を向いていました。

ウィリアム君は義足のおばあちゃんとの2人暮らし。

彼の家を訪れると、裏庭でおばあちゃんが1人たたずんでいました。


おばあちゃんは5年前に事故で左足を失って以来、義足の生活をしています。

それ以来、畑仕事や料理・洗濯など今まで行っていた家事がほとんどできなくなりました。


ケニアの多くの家庭では、3つ石を使いしゃがんだ状態、または猿の腰掛程度の低い椅子に座って

調理をします。義足をはめた状態では、このしゃがむ行為がとても負担のかかる姿勢となるのす。

今では10歳のウィリアム君が毎日の食事を作っています。


現在は近くの教会の牧師さんが毎月少しづづお金を寄付してくれるお金で、何とか生活をしています。

毎日食べられるご飯は1日、1~2食。最後にお腹がいっぱいになったのはいつかも忘れてしまっ

た・・・と照れながらおばあちゃんが話してくれました。

最近は腰や目も悪くなり、ほとんどの時間をリビングや裏庭に腰をかけて1日を過ごす事が多くなっ

たそうです。

「不憫な生活が時々情けなくなる・・・。」

涙を浮かべながらおばあちゃんがぽつりとつぶやきました。

小さな孫がいるのに、自分は何もできない事を話の中で度々嘆いていました。


それでも、私が家を訪れた事を大変喜んで下さり、

何度も「ありがとう、また来て欲しい。何も無いけど、また来てほしい。」

と手を握って話してくれました。

細くなったしわくちゃのおばあちゃんの手。

おばあちゃんとウィリアム君がまたお腹いっぱい食べられる日がまた来るよう、

私にできる事を精一杯しようと心から思いました。

2011年7月25日月曜日

ベラちゃんの夢

ベラちゃんはオカンジャ小学校の5年生13歳。

学校から歩いて15分の場所に、ベラちゃんとおばあちゃんが暮らしている家がある。


家の中に入ると、リビングのソファーでおばあちゃんが横たわっていました。

                

尋ねてみると、2年前から体が思うように動かず、微熱や頭痛を繰り返しているとのこと。 

「病院では何て言われたの?」


とおばあちゃんの体調を訪ねると、

「病院には行ったけど、検査や薬代の600ksh(約600円)が払えなくて帰ってきた。薬は貰えなかった。」

と話してくれた。毎日3食の食事もままならない生活では、医療費を払う事はとても困難な事。

病気にならないように、健康に生きる事がどれだけ大切か、ここケニアでは思い知らされる。


2002年に病気でお父さんが亡くなり、その4年後お母さんが亡くなった。

お母さんが亡くなった時、ベラちゃんはまだ8歳の時だった。

周りに看病する親戚もおらずベラちゃんがお母さんを看とった。

母親の看病をしていた為、小学校には2年遅れて入学したそうだ。


おばあちゃんが病気になってからは、ベラちゃんが家事全てを担っている。

おばあちゃんが育てていた主食のトウモロコシ畑は、収穫を待たずに枯れてしまっていた。

現在ベラちゃんはおばあちゃんの世話をしながら、家事と勉強をこなしている。

朝はチャイ(ミルクティー)、昼は食べたり食べなかったり。夜はウガリ(トウモロコシの粉を蒸したもの)

と野菜の葉っぱを食べる食生活。成長期の子供にとって、決して十分とはいえない食生。


まだ13歳の女の子にとって、毎日は決して楽な生活ではない。

それでもベラちゃんはとっても前向きに、自分の将来の夢を私に語ってくれた。



 

「 本当に不可能な事ってないと思うよ。

一生懸命努力したらね、必ず夢はかなうと思う。

私は将来裁判所で働いて、困っている人たちを救いたい。

神様は必ず私たちを見ていてくれているから。

その時まで頑張って勉強して夢をかなえたい。」