水曜日はHIV陽性の子供の診察日。
本日の仕事は、私が勝手に作った子供のプレイルームを担当する事。
病院に来た子供たちを存分に楽しませるのが私の役目。
犬のパクパク人形で喋りかけたら大泣きされ、逃げる子供たちの中に
あのリンダがいました。
そう、あの家族から虐待されていたリンダ。
先週会った時の沈んだ表情とは違い、みんなに交じって楽しく絵を描くリンダ。
実はとってもお喋りで、好奇心旺盛な女の子でした。
私のi-pod touchで遊ぶリンダ
リンダが私の似顔絵を描いてくれましたー
私が描いたリンダの似顔絵 (笑)
診察終了後、せっかくなのでリンダとお昼ご飯を食べに行く事に。
i-podに入っていた日本の写真を、始終楽しそうに眺めていました。
touch操作もすでに手慣れたもの。
リンダが「家に遊びに来て!」
と誘ってくれたので、遊びに行く事に。
ただ、午前中降った大雨のせいで、道路は泥だらけの田んぼ状態。
弱気になる私。。
ケニアの道路は人6:家畜4の割合で家畜がそこらじゅうを歩いている。
そう、糞・おしっこだらけなわけで、
雨が降って泥になると、いい具合でそれがミックスされ、
避けようにも避けれないわけです。
そんな日に限って穴だらけのクロックスを履いてきた私。
もう開き直って泥の中を突き進む。
ふと、小学校の時水たまりに自ら突っ込んでいった自分を思い出す。
よく母に叱られたな。
よろける私の手を引いてくれる優しいリンダ。
泥の中を進む事約30分。
ようやくリンダの家に到着。
兄妹8人+両親の10人大家族。
私を連れてきた事がとっても誇らしかったのか、
自慢げに私の話を兄妹にするリンダ。
兄弟とも仲良く話しているリンダを見て、とりあえずホッと一安心。
帰りの家までの道も、私のリュックを背負い自転車を押してくれるリンダ。
今日でリンダとは大の仲良しになった。
どこにでもいる、普通の女の子。
HIVといだけで差別されるのって、本当に間違った考えだと思い知らされる。
今度は晴れた日にまた遊びに行こう~。
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